Millennial Life

ミレニアム20代女子のライフデザイン奮闘記

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知らない誰かの水曜日の手紙が届く 〜「鮫ヶ浦水曜日郵便局」に手紙を書いてみた〜

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トンネルの先に佇む鮫ヶ浦水曜日郵便局に自身の水曜日の物語を送ると、

知らない誰かの水曜日が送られてくるというちょっと不思議なプロジェクトを知っているだろうか?

 

 

水曜日郵便局の始まり

 

東日本大震災の被災地である宮城県東松島市宮戸島にある旧鮫ヶ浦漁港にその郵便局はある。

設置されたポストには全国から水曜日の日常が書かれた手紙が集まり、

手紙を送った人の元には無作為に転送された他の誰かの日常が送り返ってくる。

 

もともとこのプロジェクトの起源は2013年で、

熊本県奈津市にあるつなぎ美術館というところが主体となり、

閉校となった海の上の旧赤崎小学校に「赤崎水曜日郵便局」が開局したことが始まりだ。

2016年3月までの2年9ヶ月間に国内外から約1万通の手紙が届き、

赤松水曜日郵便局は閉局している。

 

この赤崎水曜日郵便局の話は書籍にもなっているようだ。

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鮫ヶ浦水曜日郵便局の開局

 

このプロジェクトの発案者は映画監督の遠山昇司という方だそうで、

この人が第二の水曜日郵便局の開局を鮫ヶ浦の地で行うことを決めたようだ。

 

遠山さんの開局にあたってのメッセージは下記の通り。

 

“トンネルをぬけた「その先」には、水曜日がありました”

海に浮かぶ「赤崎水曜日郵便局」の住所は、熊本県葦北郡津奈木町福浜165番地その先でした。
私たちが、手紙の宛先として設定した「その先」には、世界中からたくさんの水曜日の物語が届き、2016年3月30日水曜日の閉局後も再開局を望む多くの声と想いを頂いてきました。
閉局後、新たな「その先」を探す旅をする中で、私は、宮城県東松島市にひっそりと存在する使われなくなった漁港と出会いました。

その漁港こそが、今回の『鮫ヶ浦水曜日郵便局』の舞台となる旧鮫ヶ浦漁港です。

旧鮫ヶ浦漁港に向かうには、大鮫隧道と呼ばれている素掘りのトンネルを通る必要があります。真っ暗なトンネル内を進んでいくと、ゆっくりと光が近づいてきます。そして、トンネルを抜けた先に、海が現れます。
幾度となく、このトンネルへ入っては出ることを繰り返す中で、私は、この地の様々な物語を知ります。
古くは、縄文時代から人々が生活していた松島湾沿岸地域の拠点的集落であったということ。
戦時中は、この場所が、モーターボートに爆弾を積んだ特攻艇「震洋」の訓練所であったということ。
その後、漁港となり、現在は、人がいなくなった静かな場所として存在しているということ。

私たちは、トンネルをぬけた「その先」にささやかな希望とともに水曜日が届く場所を設定することにしました。

『鮫ヶ浦水曜日郵便局』は、「その先」を静かに照らす灯台のような存在でありたい。
そして、同じく地震の被災地でもある熊本から宮城へのお引越しには、トンネルをぬけた先に、ささやかな希望があって欲しいという願いを込めています。

 

 

プロジェクトが目指すこと

 

このプロジェクトの目指すことは4つあるようだ。

 

・世界のどこからでも直接参加ができる、開かれたプロジェクトになります。

・古くからある手紙というメディアに新たな光を当てていきます。

・コミュニケーションの道具として、さまざまな活動を生み出していく可能性があります。

・東北の地に想いを馳せ、この土地との心の連帯を確認していきます。

 

 

古くからある手紙というメディアに新たな光を当てる

なんだか良い響きだ。

 

そういえば、最後に手紙を書いたのはいつだっただろう。

 

手紙を書くときはいつもとても気を使う。

字の綺麗さ、全体のバランス、行間。

手紙を開くと相手のそうした一つ一つの心遣いも感じられる。

 

メールやラインでは絶対に伝えられない気持ちが手紙には込められる。

 

その手紙に、新たな光を当てるためのプロジェクト、なんとも素敵。

 

手紙を書いてみた

 

6月20日水曜日に、私の手紙が届く見知らぬ人に向けて私の水曜日の出来事を書いてみた。

 

ちなみに、なぜ ”水曜日”なのかというと

水曜日は週の真ん中で、一番人々の日常が感じられる日だからだそうだ。

 

 

どうやって書いていこうか。

ブログと違って、手紙は失敗したら一からやり直しだ。

簡単には手をつけられない。

 

でも、書きたいことはあったので、少し考えてからするすると筆は進んだ。

 

書き終えた便箋2枚を丁寧に封筒に入れ、どんな人に届くんだろうとワクワクしながら郵便ポストに投函した。

 

これを読んだ人が少しでも、日常生活に新しい風を感じますように。

一緒にこのワクワク感を共有できますように。

 

そんな思いで、絶対に知り得ない転送先を想像する。

 

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郵送先の住所も可愛らしい!わくわく



日常に彩りを

このプロジェクトに少しでも関われたことが嬉しく思う。

 

このプロジェクトを始めて知ったのは数ヶ月前のニュース番組の特集だった。

 

始めて見たときは、「このプロジェクトのゴールはなんなんだろう?」ということだった。

なにかでっかい構想があるんだろうか?何かの宣伝?とか考えが巡ったが、

そうではなくちょっと日常を豊かにする心あったまるプロジェクトだということがわかった。

 

なんだか、そういう日常に少し彩りを与える発想って素敵だなと思う。

自分の生活の中にも、日々を、人との繋がりで生きていることを、楽しむ生活をしていきたい。

 

最近は送られてくる手紙の量が多く転送が遅れているそうだが、

数週間後には見知らぬ人の水曜日の日常が私の元に届く。

その手紙が届くまでの日々すらも、ワクワクしながら楽しんで過ごすことができそうだ。

 

 

この「鮫ヶ浦水曜日郵便局」のプロジェクトは2017年12月6日に始まり、2018年12月5日までを予定しているようである。

少し興味がある方は、是非次の水曜日の日常を手紙に綴ってみてはいかがだろうか。

 

 

↓鮫ヶ浦水曜日郵便局の概要・本文の引用はこちら

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