Millennial Life

ミレニアム20代女子のライフデザイン奮闘記

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ミレニアル20代女子のライフデザイン奮闘記
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自分史上最強のデートを思い出してみた。

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前回、23〜25歳は絶妙な恋愛年齢だという話をした。

その話を書いている時に、今から思うと大学時代はなんのしがらみもなく、色んな人と遊びに行くデートまがいなものをして経験を積む時代だったなということ思い出した。

 

そして、私はその学生時代に今でも記憶に残る自分史上最強のデートをした。

そのデートからは4年経っているが、未だにそのデートを超えるデートを経験したことがない。

 

 

今日はそのデートについて思い出してみたい。

 

 

↓前回記事はこちら

millennial-life.hatenablog.com

 

 

史上最強(に面白い)デートのはじまり

 

それは大学2年生の時だった。

 

ちょこっとだけ顔を出していたサークルで知り合った人で、年齢は1つ上だった。

 

大学はあの日本で一番頭のいいあの大学の人である。

 

高校の同級生やサークルやバイト先にその大学在学の友達は沢山いたのでそんなに珍しくもないのだが、やはりデートとなるとスマートなものを期待してしまう(世の中の偏見とは迷惑なものだ)。

 

デートに誘われたのは久しぶりにサークルに顔を出した直後だった。

 

私にとってはサークルの先輩という意識しかなかったが、その時付き合っている人もおらず、印象も柔らかくていい人だったので「もしかしたら恋に発展するかな」などという少しの期待とともにOKの返事をした。

 

 

待ち合わせから

 

待ち合わせは山手線のある大きな駅で、お互い時間通りに現れた。

映画デートだったが、映画の開始時刻まで2時間ほどあった。

 

お互い特に予定も決めていなかった。

当然、「映画までどうする?」という話題になり、映画館が入っている商業施設でぶらぶらしたりご飯を食べたりという流れになると思っていた。

 

 

が、彼は何も言わず駅を歩き出した。

もしや2時間の時間つぶしを既に考えてくれていたのだろうか?!

とそんな期待をしながら彼についていった。

 

軽く世間話をしながら歩いた。

話はしてるが、どこに向かっているかは言わない。

そうしているうちに5分近く歩いただろうか。

 

さすがに私は痺れを切らして、「どこに向かっているんですか?」と聞いた。

 

 

驚いたことに彼は困ったような顔をして曖昧に返事をしてきた。(内容は覚えていない)

 

 

 

・・・なんと彼は私とただぶらぶらと散歩をしていただけのようだった。

 

 私はものすごくイラっとした。

そもそも行き先を伝えられないまま歩くのは結構なストレスなものだが、何よりもこの日は雨で、傘をさしながら歩いていたのだ。

 

散歩するなら最初に言ってよ!(そもそも雨の日に散歩ってナンセンス!)とは思ったが、デートも始まったばかりなので心を鎮め、ご飯を食べに行く提案をした。

 

 

 ハンバーガーレストランにて

 

そうして映画館が入っている商業施設へ行き、ハワイアンバーガーのお店に入った。

 

先にお金を払う所だったのでまずは一緒にレジに向かった。

 

私が選んだのは1200円のハンバーガーセットだった。

 

彼と一緒にレジにきてオーダーをしたが、財布を見ると5000円札しかないことが判明。

その直後店員さんが「別々にお会計しますか?」と声をかけてきた。

ちょうど良かった、別々に払った方が楽だなと思い、お願いします!と言いかけたところで彼が「結構です」と店員さんへ返事をした。

自分の分の金をぴったり彼に渡すことができないため、「5000円札しかないので別々にしてください」と彼に言ったが、彼は「大丈夫だよ」と言いながら私の5000円札を受け取った。

 

お釣りがぴったりあるのか、と安心して彼がお会計を済ませるのを待った。

そして、お会計を終えた彼からお金を受け取った。

 

 

が、見ると受け取ったのは3000円

 

 

…彼は悪い人では決してない。むしろいい人である。

いい人だから、「端数はいらないよ」という意味で4000円を渡したかったのだろう。

 

でも、私が受け取ったのは3000円

 

天下のT大生だろ〜〜!??単純計算くらい間違えるなよ!!!!と壮大に心の中で叫んだものの、なんの間違いもないかのようにさっと渡されあっけにとられた私は完全に彼に伝えるタイミングを失ってしまった。

 

まあ、悪気はないだろうしいいか。これくらい。

と思いながら複雑な気持ちで私は2000円の高級ハンバーガーを食べた。

 

そもそも奢ってくれるわけではないのに何故お会計を別々にしなかったのだろう。彼は。

 

いざ、映画へ

 

そうして映画の開演時間が近づき、気を取り直して映画館に向かった。

映画は彼が予約をしてくれていた。

 

映画はその時流行りに流行っていた「アナと雪の女王」。

 

発券を済ませ館内に入って行ったが、彼がチケットを持っているので座席がわからず私は彼について行った。

そして案内してくれた座席は通路から2番目の席で、3番目が彼だった。

 

この時、何故そう思ったのか分からないが、通路から1番目の端の席だけ空いていることに違和感を感じた私は「この席で合っていますか?」と聞いた。

彼はチケットを確認することなく「合っているよ」と答えた。

確認しないんかい!と思ったが、まあ合ってるって言っているしいいかと思いそのまま座った。

 

 

そして彼と話をしてしばらく経ったときに、横から「あの〜」と声をかけられた。

見上げると同じくらいの年齢のカップルでが立っており、男の人の方が「席、間違えていると思うんですが」と言ってきた。

 

慌てて彼がチケットを確認したところ、やはり席がひとつずれていた。

ゴソゴソと席をずれて座った私たちの間には微妙な空気が漂った。

彼の頭の中にも私と同じように「さっき席があっているかどうか確認するくだりあったよね」ということが浮かんでいただろう。

 

こうしてデートから微妙なことが再三起こり少しずつ萎えていた私であるが、「アナと雪の女王」によってすっかり元に戻った。(ありがとうウォルト・ディズニー!)

 

 クライマックスはエスカレーターにて

 

映画を見終わり、あとは帰るだけというまったりした安心感の中、エスカレーターで商業施設内を下って行った。

 

まさか、もう何も起こることはないだろう。そう思っていたが、最後の一撃が待っていた。

 

商業施設のため、エスカレーターで下っているとお店が沢山見える。

下っている中で、ある階のエスカレーター近くにトリ○プという女性下着のお店があった。

 

何を思ったか、彼がふと「トリ○プっていう単語の意味知ってる?」と聞いてきたのだ。

 

彼はここにきて、優等生アピールをしたかったのだろうか?とはいえトリ○プの英単語ごときで そんなアピールするだろうか?私もT大生とは比べものにならないかもしれないが勉強は小さい頃から真面目に行い着実に知識をつけてきた。トリ○プという英単語が勝利を意味することくらい知っていた。

 

「知ってますけど・・・」と答えると、彼は「そうなんだ。昔、この単語を知らなかった頃に気になって調べたことがあるんだよね。」と私に言った。

 

・・・なんて答えればいいのだろう。私が「はあ。」と答えると、彼は盛り上がらない会話に焦ったのか、

 

「行ったことある?」

 

と聞いてきた。

 

・・・初デートの相手に私が行く下着店の話をしたことはない。するつもりもない。

この瞬間に心の中で呆れを通り越して爆笑をしてしまった。

 

一つ一つの出来事は本当に些細なことで、イラっとするなんて心が狭いと思われるかもしれないが、たった4時間ほどのデートで一度に起こってしまったため、私史上最強に記憶に残る面白いデートになってしまった。

 

私は誰かに話したい思いが止められず、翌日すぐにこの話を友達に話し大いに盛り上がった。

それから4年経って今もなお彼が私たちミーンガール達によって「トリ○プさん」と呼ばれていることを彼は知る術もない。

 

 

 最後に

 

いいデート、悪いデート、どちらにせよ記憶に残るデートができるって素晴らしいことだろう。

そして、こういう濃いデートを経験してこそ人は恋愛経験値を上げていくものだと信じたい。

 

 その彼ももしかすると今はいろんなデートを通してもっと素敵な人になっているかもしれない。

 

 

余談だが、このデートのあと半年に1度くらいのペースで彼からは連絡が来ており、2年後にデートに誘われた。

2年経って大学院生になった彼は少し変わっているかもしれないという期待と、失恋した後だったことと、また面白いことがあるかも!?といういたずら心で会うことにした。

 

2度目のデートは会った瞬間に笑ってしまった。

彼の服装が、オレンジのシャツ深緑のパンツ茶色の靴だったのだ。

ファッションは好みなので他の人から見れば普通なのかもしれないが、私は会った瞬間、ただただ「かぼちゃだ・・・」と思った。

 

そんな彼とのその後のデートが盛り上がらなかったことはきっと想像がつくだろう。

 

 

 

それからしばらくの間ミーンガール達の間でトリ○プから「パンプキンさん」とあだ名が変わったことを、彼は知る術もない。